退職後に地方に移住したいひとが急増中!お勧めの移住先ランキング。あなたに最適な移住先はドコ?

定年前後の生活
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新型コロナを機に、都心から地方に移住を希望するひとは着実に増加。どんな理由?

「定年したら、都心から離れて、のんびりとスローライフを送りたい…」こんな夢をお持ちの方も多いのではないでしょうか。新型コロナウィルスにより、2020年から一気にリモートワークも進み、インターネットとパソコンがあれば、いつでもどこでも仕事ができる環境になったことも、「移住願望」に拍車をかけたと言われています。

内閣府が2019年から定期的に行っている「新型コロナウィルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」によると、東京圏在住者の「地方移住への関心」は年々上昇しています。2019年12月は、「強い関心がある」「関心がある」「やや関心がある」と答えた人の合計は25.1%だったのに対して、最新の調査(2022年6月)には、34.2%まで広がりました。

出典:内閣府:「第5回 新型コロナウィルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」より

【最新版】定年後に移住したい都道府県ランキング!なぜ、あの地を選ぶ?

内閣府の調査などからも、移住したいひとは増えていることは、だんだんわかってきました。では、いったいどこに移住したいのでしょうか。認定NPO法人ふるさと回帰支援センターは毎年「移住希望地域ランキング」を公表しているので、2022年2月に公開された最新版のランキング「2021年ふるさと回帰支援センター窓口相談者が選んだ移住希望地」をもとにしながら、常連となっている都道府県とその理由をご紹介していきます。

ちなみに、ふるさと回帰支援センターへの2021年の相談件数は、前年比で約29%増の49,514件となり、過去最高の相談件数となったそうです。このデータからも、「移住」に興味を持つ人がいかに増えているかわかりますよね。

出典:ふるさと回帰支援センター「2021年ふるさと回帰支援センター窓口相談者が選んだ移住希望地ランキング」より

今回は、このデータに基づき「60歳」に絞って、人気の移住希望地を紹介していきます!

1位:静岡県

富士山が見えることで有名な静岡県。新幹線からもパシャっとスマホで写真を撮った人も多いのではないでしょうか?そんな静岡県に、移住を希望する人は増え続けていて、2021年度の静岡県への移住者は1,868人、移住相談件数は11,641件といずれも過去最高になっています。

人気の理由!

・大都市へのアクセスのしやすさ
・温暖な気候
・程よい自然環境
・手厚い制度

移住支援の関連制度

・下田市への移住を希望している方であれば、1名につき4000円までは補助
・三島市、中学3年生までの入院や通院などの医療費無料
・沼津市では、東京・神奈川・千葉・埼玉から移住した方が、市内で就業・起業した場合、最大で100万円の支援

お勧めの街【下田市】

・三方を海に囲まれているため、夏は海風が涼しく、冬は暖か
・抜群の透明度を誇る海は、白砂のビーチや岩場など変化に富んでおり、山にも近いのが魅力的
・海と山を満喫したあとには、効能豊かな温泉や絶品の海・山の幸を堪能

参考:下田市WEBサイト

2位:群馬県

草津温泉で有名な群馬県ですが、21年のNPO法人「ふるさと回帰支援センター」の都道府県別の移住希望地調査では、群馬県は5位にランクインしました。これは、ランキング発表を開始した2009年以来の最高位とのこと。前回の調査では10位だったことから、5ランクアップの大躍進となりました。

人気の理由!

・物価が安い
・温泉が豊富
・災害が少ない
・都心へのアクセスが良好
・自然と歴史的建造物が楽しめる

移住支援の関連制度

・移住支援金の支給(単身での移住の場合:60万円、世帯での移住の場合:100万円)
・移住相談会の開催

お勧めの街【太田市】

都心に近い立地もあり、太田市は「住みよさランキング」10年連続県内1位に選ばれています。働きながらの子育てや経済的な負担を手厚くサポートしている「人にやさしい」まちです。教育にも力をいれていまして、プロから学ぶ「おおた芸術学校」や「スポーツアカデミー」などの学校外活動、英語イマージョン教育実施校や中高一貫校などの教育環境も充実しています。
家族でのお出かけ先も多く、東京ドーム4個分の広さを誇る「ぐんまこどもの国」では、長さ503mのサマーボブスレーなどのアクティビティや木工体験ができます。また、駅前の「太田市美術館・図書館」は、3万冊を超える幅広いジャンルの蔵書があり、アートを身近に感じられる場として人気です。

参考:群馬市WEBサイト

3位:長野県

全世代から圧倒的に人気を誇る長野県は、宝島社「田舎暮らしの本」の移住したい都道府県ランキングでは15年連続1位となっています。全世帯での長野県への移住者は2020年には2,426人となり、近年は毎年安定して2,000人を超えているようです。日本アルプス、諏訪湖、木曽川など絶景エリアも多く、軽井沢は避暑地として全国的に知られています。

人気の理由!

・土地や家賃が安い(東京の10分の1)
・温泉地数が日本2位
・首都圏へのアクセスが容易
・自然が豊か
・移住者が多い
・季節ごとに楽しめるアクティビティが多い(スキー、ハイキングなど)
・移住支援制度が充実

移住支援の関連制度

・創業移住支援金(東京圏や大阪府、愛知県から移住し、就業・創業を希望する人には最大100万円の移住支援金が支給されます)
・さらに令和4年4月1日からは、子育て世帯加算が新設され、子ども1人あたり最大30万円が加算されます。(条件あり)

お勧めの街【松本市】

国宝松本城が位置する旧城下町で、文化的で情緒あふれる街並みが人気です。長野市に次ぐ県内第二の都市。2018年から転入者が転出者を上回る転入超過(社会増)状態が続いているほどの人気ぶりです。

旧開智学校(国宝)などの歴史的建造物が多く残り、セイジ・オザワ松本フェスティバルが開かれる音楽の拠点としても注目されています。

出典:長野市WEBサイト

この記事を書いたひと

現在、夫67歳、妻65歳。定年退職を機に、夫婦で兵庫県の淡路島に移住。セカンドライフに関わるお金、仕事、資格、防犯・ホームセキュリティ、親の介護、資産運用などを実践しながらブログに投稿しています。自分自身で調べたことや聞いたこと、やってみたことを中心に発信します。趣味は、ゴルフ、夫婦で料理、不動産投資、資格の勉強、土いじりです。

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