ホームセキュリティを導入するか検討する時に、どの警備会社に依頼すればいいのか迷っていませんか。
大きくて実績のある警備会社に依頼を希望するなら、セコムかアルソックの2つが候補になります。
そこで、この記事ではセコムとアルソックのホームセキュリティを比較します。どちらのサービスがご自宅に向いているのか検討するために活用してください。
セコムとアルソックの基本情報を比較
まずはセコムとアルソックの基本情報を2つのポイントから比較します。
セキュリティ契約件数
セコムとアルソックの契約件数は次の通りです。
約147万件(2021年9月末時点) | 約45万件(2021年3月末時点) |
セキュリティ業界のシェアNo1のセコムは、アルソックの約3倍の契約実績があります。ただし、シェアの割合で比較するとセコムが16%、アルソックが10%で、多くの警備会社が仕事を請け負っていることが分かります。
全国の拠点数
セコムとアルソックの警備員が待機している拠点の数は次の通りです。
約2,700か所 | 約2,400か所 |
セコムのほうがやや拠点数が多いですが、そこまで差はありません。
それよりもどちらの警備会社が、自宅から近い所に拠点があるかを重視して選ぶことをおすすめします。万が一の駆けつけの時に短い時間で来てもらえると安心できます。
セコムとアルソックの価格を比較
ここからはセコムとアルソックの料金を建物やサービスごとに比較していきます。ただし、間取りや防犯性を踏まえて、ご自宅に訪問した営業マンが最終的な見積もりを作りますので、気になる方はそれぞれ資料請求ボタンを押して、詳細な情報を集めてみてください。もちろん無料ですよ!
そのためあくまでも参考値として考えてみてください。また、アルソックには初期費用をゼロ円にして契約ができるゼロスタートプランがありますが、セコムにはありません(このゼロスタートプランは下記の比較表からは省いています)。
戸建ての場合
一軒家で契約する場合は、セコムよりもアルソックのほうが全体的に安い料金体系となっています。
集合住宅の場合
マンションやアパートなどの集合住宅の場合、セコムとアルソックでそこまで料金に差はありません。
高齢者安心見守りサービスの場合
高齢者安心見守りサービスの場合、アルソックの方がセコムより安いです。
しかし、アルソックはコントローラー(非常通報装置)を設置するのみで、オプションとしてペンダント型非常押しボタン・火災監視・みまもり情報提供サービスなどを付けることができます。一方で、セコムはホームコントローラーだけでなくセンサー類も取り付けるサービス内容が含まれています。
この点は注意です。アルソックは、安いけれどもサービスも薄い(オプションで追加することが可能)ものだということですね。
セコムの料金が高い理由
3つのサービスを比較し、アルソックよりもセコムが高めの料金設計でした。
その料金の差がある理由は主に、2つあります。
解約システムの違い
1つ目は解約金です。
どちらもまず5年契約を行い、5年経過後は1年ごとに更新となります。
5年よりも前に解約する場合は、どちらの会社でも解約金がかかります。セコムは残りの契約期間×月額料金×20%ですが、アルソックは残りの契約期間×月額料金です。
解約金はアルソックの方が高く、セコムは安くなっているため、5年以内に解約する可能性がある場合はセコムのほうがお得になる可能性もあります。
補償システムの違い
2つ目は補償の厚さです。
セコムには補償制度が標準で備わっていて基本料金に含まれてます。そのためセコムの場合は、万が一の時は盗難保険と災害見舞金(条件に応じて最大100万円まで)が出ますので、しっかりとした補償が欲しい方はセコムがおすすめです。
一方で、アルソックでも災害見舞金は一律で10万円を受け取ることができます。ただ、セコムの方が手厚いことには間違いないでしょう。
ホームセキュリティは比較して検討しよう
ホームセキュリティといえばセコムとアルソックの2社が大きなシェアを誇ります。
セコムは補償が厚く、アルソックは月額費用や初期費用を抑えたプランが多いという特徴があります。
どちらもまずは自宅を見てもらい、見積もりをもらう必要があります。必要なサービスをできるだけ安く提供する会社はどちらなのかを資料請求をして、まずはしっかりと比較してみてくださいね。
こちらにもサービスの簡単な比較は載せておきますので参考にしてください。
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