ホームセキュリティの必要性を解説!導入する時の注意点もあわせて紹介します

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戦争や紛争が日常的に行われているほかの国々から見れば、かなり平和だと言える日本の暮らしの中で、ホームセキュリティを導入する必要があるのかを迷っていたりはしませんか

そのためには、日本国内の、特に侵入窃盗(自宅に忍び込んで金品を盗む、いわゆる泥棒ですね)の実態を知ることが、ひとつの判断材料になりそうです。

この記事では、日本の窃盗事件の現状やホームセキュリティが必要な家の特徴について解説します。

また、高齢社会の日本でニーズが増えている高齢者向けの見守りサービスについても紹介するので、気になっている方はぜひご覧ください。

日本の侵入窃盗事件の現状を知ろう

まずは日本で窃盗事件はどのくらい、どのような手法で行われているのかを解説します。

年々減少傾向だが手口は巧妙に

侵入窃盗事件の認知件数は平成15年をピークに19年連続で減少しています。

令和3年は17,283件で前年比マイナス17.8%でした。一戸建て住宅が36.4%と一番割合が高く、3分の1以上の窃盗事件が発生していることになっています。

侵入窃盗の発生件数は減っているとはいえ、1日平均47件発生しています。近年はインターネットで簡単に情報を手に入れることができるため、窃盗の技術を誰でも知ることができるようになっています。

また、高性能な防犯グッズが出る一方で、窃盗犯側の技術や道具も進化しています。

よくある侵入窃盗被害

自宅での侵入窃盗被害の種類は主に3つです。

  • 空き巣:不在時に忍び込んで行う。窓ガラスを割る、ピッキング、サムターン回しなどの手法が使われる。
  • 忍び込み:深夜や早朝など人目がない時間帯に忍び込んで行う。戸締りが不十分な箇所から侵入されることが多い。
  • 居空き:住人のいないわずかな時間を狙って行う。ゴミ出しやコンビ二への買い出しなど、生活リズムを把握されて行われることが多い。

この中では空き巣が一番発生していて、約3分の1です。侵入者と鉢合わせることはありませんが、警察への被害届・荒らされた部屋の片付け・カード類の差し止めなど被害後の対応に追われることになります。

ホームセキュリティが必要な家の特徴

侵入窃盗事件の現状を踏まえて、ホームセキュリティが必要な家の特徴を2つ紹介します。

留守にしていることが多い

1つ目は、留守にしていることが多い家です。空き巣の発生件数が多いため、出張や旅行で留守にしておくことが多い家は狙われやすくなります。

ホームセキュリティでは空き巣対策として、留守時に人感センサーで侵入者を発見すると駆けつけるサービスがあります。また、ホームセキュリティのシールやサイレンが外から見える位置に付いているだけでも、窃盗犯から狙われにくくなる効果があるでしょう。

高齢の親や子供が家にいることが多い

2つ目は、高齢の親や子供、またはペットだけで家にいることが多い家庭です。健全な大人であっても自宅で家に一人でいるときに、忍び込みや居空きがあると怖いですよね。

ただ、明らかに一人だと不安がある高齢者や子供が家にいると、窃盗犯は逃げるのではなく、危害を加える可能性も増します。万が一の時に、自分の代わりにすぐに駆けつけてくれるホームセキュリティを導入しておけば安心です。

ホームセキュリティは高齢者見守りに特化したサービスも

ホームセキュリティには多様なサービスがあり、最近特に人気なのは高齢者見守りサービスです。高齢の両親と離れて暮らしていると、何かあったときに気付けなくて心配だと感じたことはありませんか

高齢者見守りサービスでは、握るだけで警備員が駆けつけてくれるペンダントや、一定時間動きがないと急病で倒れている可能性があると駆けつけてくれます。離れて暮らしている両親へのプレゼントとして選ばれる方が増えています

ホームセキュリティを導入する時の注意点

ホームセキュリティを導入する時の注意点を2つ解説します。

毎月コストがかかることを覚悟する

ホームセキュリティを警備会社に依頼するときは、初期費用と月額費用がかかります。初期費用を抑えたい場合は、設置する防犯グッズをレンタルすると安くなります。一方で、防犯グッズを買取すると、初期費用はかかりますが、月々のランニングコストを抑えることができます。

以下は、大手警備会社の「セコム」と「ALSOK」の戸建ての買い取りの場合の比較です。少しずつ違いますよね。費用感をつかむうえで、参考になさってください。

戸建て(3LDK)
【買い取り】

- 料金プラン -
  • サービス名
  • 初期費用
  • 契約期間
  • 災害時の補償
  • 支払い方法
  • 割引制度
 
SECOM
4,950~ / 月額
  • サービス名

    セコム
    ホームセキュリティ NEO
  • 初期費用

    機器・工事費:384,780円
  • 契約期間

    最低5年~
    (その後1年ごと自動更新)
  • 災害時の補償

    盗難保険
    (現金・貴金属は50万円、
    家財は200万円まで適用)

    災害見舞金の支払い
    (上限100万円)"
  • 支払い方法

    口座振替
    またはクレジットカード決済
  • 割引制度

    あり
ALSOK
3,740~ / 月額
  • サービス名

    HOME ALSOK
    ホームセキュリティBasic
  • 初期費用

    機器・工事費:228,250円
    (機器179,850円
    +工事48,400円)
  • 契約期間

    最低5年~
    (その後1年ごと自動更新)
  • 災害時の補償

    災害見舞金の支払い
    (一律10万円)
  • 支払い方法

    口座振替
    またはクレジットカード決済
  • 割引制度

    あり

大手の警備会社「セコム」のホームセキュリティを解説した記事はこちらです。

大手の警備会社「ALSOK」のホームセキュリティのサービスを解説した記事はこちらです。

防犯意識が薄れないようにする

ホームセキュリティを導入したからと安心して、うっかりドアや窓を開けっぱなしにしてしまわないように気を付けましょう

心のスキが、命取りになることも。

いくらホームセキュリティのステッカーや防犯ブザーがあったとしても、鍵が空いていれば窃盗犯は侵入してしまう危険性があります。

家の安全を守るホームセキュリティを検討しよう

日本でもまだ窃盗事件は発生しており、一戸建てを狙った空き巣が多い傾向です。ホームセキュリティを導入すると、窃盗犯から狙われにくくなるという防犯性も高めることができます。

また、高齢者見守りサービスなど離れた場所に住んでいる両親に何かあった時に、自分の代わりに駆けつけて様子を確認してくれるサービスも提供されています。少しでもホームセキュリティに興味がある場合は、警備会社の資料を取り寄せて比較検討してみましょう

以下のボタンから資料請求ができますのでぜひご利用ください。

戸建て(3LDK)
【買い取り】

- サービス -
  • サービス名
    サービス名
  • センサーによる施錠の確認
    センサーによる施錠の確認
  • センサーによる侵入の感知
    センサーによる侵入の感知
  • 非常ボタンによる通報
    非常ボタンによる通報
  • ガードマンの駆けつけ
    ガードマンの駆けつけ
  • 駆けつけ後の通報・連絡
    駆けつけ後の通報・連絡
SECOM
4,950~ / 月額
  • サービス名
    セコム
    ホームセキュリティ NEO
  • センサーによる施錠の確認
    なし
  • センサーによる侵入の感知
  • 非常ボタンによる通報
  • ガードマンの駆けつけ

    何回でも無料
  • 駆けつけ後の通報・連絡
ALSOK
3,740~ / 月額
  • サービス名
    HOME ALSOK
    ホームセキュリティBasic
  • センサーによる施錠の確認
  • センサーによる侵入の感知
  • 非常ボタンによる通報
  • ガードマンの駆けつけ

    ・センサーが異常を感知し駆けつけた場合は何回でも無料
    ・非常ボタンを押して通報し駆けつけた場合は1回3,300円
  • 駆けつけ後の通報・連絡
この記事を書いたひと

現在、夫67歳、妻65歳。定年退職を機に、夫婦で兵庫県の淡路島に移住。セカンドライフに関わるお金、仕事、資格、防犯・ホームセキュリティ、親の介護、資産運用などを実践しながらブログに投稿しています。自分自身で調べたことや聞いたこと、やってみたことを中心に発信します。趣味は、ゴルフ、夫婦で料理、不動産投資、資格の勉強、土いじりです。

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