ホームセキュリティとは?自宅に導入することのメリットとデメリットを解説します

定年前後の生活
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定年退職後に自宅にいる時間が増えたと感じる方は多いのではないでしょうか。

ただでさえ肉体的な衰えを感じる年齢でもありますよね。セカンドライフを充実させるためにも、生活空間である自宅の安全性を高めたいと感じるひとは多いようです。

そんな時におすすめなのがホームセキュリティです。この記事ではホームセキュリティの種類や導入するメリットとデメリットを解説します。少しでも安心して暮らしたいと考えている方は参考にしてください。

ホームセキュリティとは

ホームセキュリティは、家の防犯性を高めるために行います。

主に2種類があり、それぞれについて紹介します。

①セルフタイプのホームセキュリティ

セルフタイプのホームセキュリティでは、ホームセンターやネット通販などで防犯グッズを購入して自分で家に取り付けます。防犯カメラや通報装置などを取り付けて、自宅を守ります。

一度購入してしまえば、機器が故障しない限り特に料金はかかりません。一方で、自分で取り付け作業や設定を行う必要があります。

②警備会社のホームセキュリティ

警備会社に依頼するホームセキュリティは、主に3つのサービスがあります。

  1. 緊急時の駆けつけサービス
  2. 防犯設備の買取やレンタル(設置や設定は警備会社にお任せ)
  3. ドアや窓からの侵入検知システム

前者の自分で防犯カメラを取り付けることは「犯罪の抑止」に一定の効果がありますが、万が一、泥棒が侵入したことを考えると万事安心とは言い切れませんよね。

しかし、ホームセキュリティを導入する場合は警備会社に月額費用を支払う分、24時間365日のガードマンが駆けつけてくれる安心感を得ることができます。

資料請求をして、警備会社の方に自宅を見てもらい、プロの目線でアドバイスをもらうこともできますよ。もちろん無料です。

戸建て(3LDK)
【買い取り】

- サービス -
  • サービス名
    サービス名
  • センサーによる施錠の確認
    センサーによる施錠の確認
  • センサーによる侵入の感知
    センサーによる侵入の感知
  • 非常ボタンによる通報
    非常ボタンによる通報
  • ガードマンの駆けつけ
    ガードマンの駆けつけ
  • 駆けつけ後の通報・連絡
    駆けつけ後の通報・連絡
SECOM
4,950~ / 月額
  • サービス名
    セコム
    ホームセキュリティ NEO
  • センサーによる施錠の確認
    なし
  • センサーによる侵入の感知
  • 非常ボタンによる通報
  • ガードマンの駆けつけ

    何回でも無料
  • 駆けつけ後の通報・連絡
ALSOK
3,740~ / 月額
  • サービス名
    HOME ALSOK
    ホームセキュリティBasic
  • センサーによる施錠の確認
  • センサーによる侵入の感知
  • 非常ボタンによる通報
  • ガードマンの駆けつけ

    ・センサーが異常を感知し駆けつけた場合は何回でも無料
    ・非常ボタンを押して通報し駆けつけた場合は1回3,300円
  • 駆けつけ後の通報・連絡

ホームセキュリティを導入するメリット・デメリット

ホームセキュリティを導入するかどうか迷っている方は、メリットとデメリットを比較して検討しましょう。ぜひ、自宅にホームセキュリティが必要かどうか判断する材料にしてください。

メリット

ホームセキュリティを導入するメリットは次の3つです。

犯罪に遭いにくくなる

ホームセキュリティを導入すると、防犯カメラや警備会社のステッカーなどが外から見えるようになります。窃盗犯はわざわざ防犯対策されている家に侵入することを避ける傾向にあるため、犯罪に遭いにくくなる効果が得られるでしょう。

万が一の時に警備員が駆けつけてくれる

防犯対策をしていても、火事や不測の事態が起こることもあります。そんな時に警備会社と契約していれば、ボタン1つで警備員が自宅に駆けつけてくれます。離れて暮らす高齢の両親に何かあった場合に、子供やペットだけで留守番をしている場合、自分の代わりに自宅の様子を確認してもらえるのは安心です。

高齢者の見守り、鍵の閉め忘れ、子供の帰宅確認などオプションサービスも多い

ホームセキュリティには様々な機能・オプションがあり、家族構成や性格に合わせて必要な設備を選びましょう。どうしてもドアや窓の鍵を閉め忘れてしまう、閉めたかどうか不安になってしまう方は鍵をスマホで閉められるような設備を付けて、どこでもいつでもスマホから操作できると安心です。

高齢者の見守りに特化したプランを提案している警備会社もかなりあります。部屋に設置した人感センサーが一定期間ひとが動く気配がなければ、ガードマンが急行し、かつ離れて暮らす子供に連絡をくれたりもします。

また、「帰宅通知サービス」では家族が帰宅した時に通知が来るため、無事に家に着いたことを外出先から確認できます。また、カメラで自宅の様子を確認できる設備があれば、ペットの様子や自宅での異変に気付くことができるでしょう。

デメリット

一方で、ホームセキュリティを導入するデメリットもあります。

お金がかかる

まずはホームセキュリティを導入するための費用がかかります。セルフタイプだと設備代、警備会社と契約だと初期費用と月額費用です。特に警備会社との契約は会社にもよりますが、5年契約が多いため満期前に契約解除する場合は違約金がさらに発生する場合もあります。おおよそ、ALSOKやセコムなど知名度が高い警備会社の場合は、5年間でおおよそ30万円~50万円程度の金額になります。

戸建て(3LDK)
【買い取り】

- 料金プラン -
  • サービス名
    サービス名
  • 初期費用
    初期費用
  • 契約期間
    契約期間
  • 災害時の補償
    災害時の補償
  • 支払い方法
    支払い方法
  • 割引制度
    割引制度
SECOM
4,950~ / 月額
  • サービス名
    セコム
    ホームセキュリティ NEO
  • 初期費用
    機器・工事費:384,780円
  • 契約期間
    最低5年~
    (その後1年ごと自動更新)
  • 災害時の補償
    盗難保険
    (現金・貴金属は50万円、
    家財は200万円まで適用)

    災害見舞金の支払い
    (上限100万円)"
  • 支払い方法
    口座振替
    またはクレジットカード決済
  • 割引制度
    あり
ALSOK
3,740~ / 月額
  • サービス名
    HOME ALSOK
    ホームセキュリティBasic
  • 初期費用
    機器・工事費:228,250円
    (機器179,850円
    +工事48,400円)
  • 契約期間
    最低5年~
    (その後1年ごと自動更新)
  • 災害時の補償
    災害見舞金の支払い
    (一律10万円)
  • 支払い方法
    口座振替
    またはクレジットカード決済
  • 割引制度
    あり

ただ、この金額は警備会社が出しているモデルプランの目安に過ぎません。正確なコストを知りたい方は、ぜひ資料請求をしてみてください。もちろん無料です。

賃貸物件では利用しにくい

ホームセキュリティは家の中や外にセンサーなどを取り付ける必要があるため、賃貸物件では大家さんや不動産会社に導入していいか確認する必要があります。

壁に穴を開けるなど物件に傷を付けてしまうと、退去時に原状復帰を求められることも。一方で、無線式の工事不要で導入できるホームセキュリティもありますので一度検討してみることをおすすめします。

ホームセキュリティを付けたことによって防犯意識が低下する

ホームセキュリティを付けた安心感で、防犯に対する緊張が緩んでしまう場合もあります。

いくらホームセキュリティを導入したとしても、鍵を開けっぱなしにして出かけてしまわないように気を付けましょう。

安心して住むためにホームセキュリティの導入を検討してみよう

ホームセキュリティとは、自宅の防犯のために防犯グッズを設置したり警備会社と契約したりすることです。

自分でも防犯グッズを設置することができますが、自宅のセキュリティの弱い部分をプロの目線で診断してもらうとより安心することができるでしょう。

ぜひ自宅に合った方法でホームセキュリティを導入してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いたひと

現在、夫67歳、妻65歳。定年退職を機に、夫婦で兵庫県の淡路島に移住。セカンドライフに関わるお金、仕事、資格、防犯・ホームセキュリティ、親の介護、資産運用などを実践しながらブログに投稿しています。自分自身で調べたことや聞いたこと、やってみたことを中心に発信します。趣味は、ゴルフ、夫婦で料理、不動産投資、資格の勉強、土いじりです。

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