全日警のホームセキュリティは必要?サービス・価格・口コミ・セコム&ALSOKとの比較を検証!

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皆さんは、全日警の「ホームセキュリティサービス」と聞いて、何を思い浮かべますか?

  • そもそも、ホームセキュリティといえば、CMでおなじみのALSOKかセコムなんじゃないの?

おそらく、最初に思い浮かぶのがこれですよね(笑)。それくらい、セコムとALSOKの知名度が高いのだと思います。

そこで、この記事では「全日警は、どんなホームセキュリティサービスをやっているのか」「全日警は、ALSOKやセコムと比べてどこが違うのか(特に料金や価格を中心に)」といった疑問を解決していきたいと思います。

なるべくわかりやすく解説してみます。順番にみていきましょう!

全日警のホームセキュリティは、4つのプランを展開

まず、全日警のホームセキュリティサービスは「HAPPY GUARD」というブランドで展開されています。この「HAPPY GUARD」には用途・シーンに応じた4つのプランがあります。

かんたんプラン(緊急時の警備に限定)

「かんたんプラン」は、侵入者の気配で身の危険を感じた場合や、体調や持病が急に悪くなった際に非常押ボタンを押すと全日警に通報され、最寄りの待機所から警備員が駆け付けます。

壁に取り付けする送信機に加えて、携帯できる非常時用押ボタンもありますので、自宅の中であれば寝室でも台所でもボタンを押すことで非常信号を全日警に送信することができます。

【戸建・マンションなど】月額初期費用補足
レンタル毎月2,700円
(税込2,970円)
工事料20,000円
(税込22,000円) 
保証金20,000円
(非課税)
※設置する機器やセンサーなどの数により、料金が変動します
買い取り毎月1,500円
(税込1,650円)
工事料20,000円
(税込22,000円)
機器代金71,500円
(税込78,650円)
※設置する機器やセンサーなどの数により、料金が変動します
出典:全日警ホームセキュリティサービス「HAPPY GUARD」より(2022年12月時点)

おでかけプラン(外出中の警備を重視)

「おでかけプラン」は、「かんたんプラン」のサービスに加えて、自宅にいないときの異常や侵入をセンサーが感知し、全日警に通報するサービスです。信号を受信したら、警備員がご自宅に駆けつけます。

ドアや窓にセンサーを複数取り付ける機器などが加わります。家族で週末旅行に行くひとなど、外出で留守にしがちなひとに向いています。また、専用のアプリをダウンロードすれば、外出先からもスマートフォンから警戒状態の確認などの操作ができます。こちらはオプションになります。

【戸建・マンションなど】月額初期費用補足
レンタル毎月3,810円
(税込4,191円)
工事料36,000円
(税込39,600円) 
保証金20,000円
(非課税)
※設置する機器やセンサーなどの数により、料金が変動します
買い取り毎月1,800円
(税込1,980円)
工事料36,000円
(税込39,600円)
機器代金118,500円
(税込130,350円)
※設置する機器やセンサーなどの数により、料金が変動します
出典:全日警ホームセキュリティサービス「HAPPY GUARD」より(2022年12月時点)

いつでもプラン(在宅中も安心)

「いつでもプラン」は、文字通り「外出中」だけでなく、夜中の就寝や入浴など「在宅中」でも設置したシステムが自動で異常を感知し、全日警に通報するサービスです。そのうえで、現場にもっとも早く到着できる警備員が駆けつけて対応します。

子供が小学生以上になり、一人で留守番をするシーンが増えた家庭などは、ニーズが多いはずです。また、「いつでもプラン」はスマートフォンの利用はオプションではなく、料金内に含まれています。「おでかけプラン」と違い、追加費用はかかりません。

ALSOKやセコムとプランの比較をする場合は、この「いつでもプラン(24時間365日、外出中も在宅中も異常を感知したら駆けつけ対応をしてくれるサービス)」と比較をするのが妥当でしょう。ちなみに、ALSOKやセコムは、「戸建ての場合」「マンションの場合」など住んでいる住宅のタイプによって、取り付けるセキュリティ機器や料金プランが違って少し複雑です。それぞれわかりやすく整理・比較していますのでこちらの記事もよろしかったらご覧ください。↓

ALSOKのサービスはこちら↓

セコムのサービスはこちら↓

【戸建・マンションなど】月額初期費用補足
レンタル毎月5,510円
(税込6,061円)
工事料60,000円
(税込66,000円) 
保証金20,000円
(非課税)
※設置する機器やセンサーなどの数により、料金が変動します
買い取り毎月2,800円
(税込3,080円)
工事料60,000円
(税込66,000円)
機器代金157,000円
(税込172,700円)
※設置する機器やセンサーなどの数により、料金が変動します
出典:全日警ホームセキュリティサービス「HAPPY GUARD」より(2022年12月時点)

みまもりプラン(高齢者も安心)

「みまもりプラン」は、「かんたんプラン(非常時に自らボタンを押して異常を通報する)」に加えて、室内の天井または壁に取り付けたセンサーが、一定時間、居住している方の動きがない場合にセイフティ信号が全日警へ送られ、警備員が駆け付けるサービスです。

主に、離れて暮らす高齢の両親などが心配な方が契約するケースが多いと言えるでしょう。

ALSOKやセコムも「親の見守りプラン」は出しています。あわせて比較・検討するのがよいと思いますよ。それぞれの詳細はこちらの記事をご覧ください↓

★★

【戸建・マンションなど】月額初期費用補足
レンタル毎月3,630円
(税込3,993円)
工事料30,000円
(税込33,000円) 
保証金20,000円
(非課税)
※設置する機器やセンサーなどの数により、料金が変動します
買い取り毎月2,000円
(税込2,200円)
工事料30,000円
(税込33,000円)
機器代金96,000円
(税込105,600円)
※設置する機器やセンサーなどの数により、料金が変動します
出典:全日警ホームセキュリティサービス「HAPPY GUARD」より(2022年12月時点)

「ALSOK」や「セコム」と徹底比較!値段の違いとは?

では、全日警のホームセキュリティサービスを、業界大手の「ALSOK」と「セコム」と比較していきましょう。

まず、気になるのは値段ですよね。なるべく同じ内容のサービス同士の比較になるように、4パターンにわけて以下の通りでやってみました。

比較①【戸建住宅】【買い取り】ALSOK、セコム、全日警の値段の違いは?

戸建て住宅(3LDK)に住んでいる方を対象に、機器買い取りプランを選択した場合は、ALSOKでは「HOME ALSOK ホームセキュリティ Basic」、セコムでは「セコム・ホームセキュリティ NEO」、そして全日警では「いつでもプラン」がそれぞれ該当します。

【戸建て】
【買い取り】
プラン月額初期費用5年合計
ALSOKHOME ALSOK
ホームセキュリティ Basic
5,962円工事費
58,300円
機器代金
214,060円
48万7,160円
セコムセコム・
ホームセキュリティ NEO
3,300円工事+機器代金
384,780円
68万1,780円
全日警いつでもプラン6,611円工事料金
66,000円
機器代金
172,700円
42万3,500円
出典:ALSOK、セコム、全日警の各サービスプランより(2022年12月時点)記載はすべて税込み

各社で公表されているモデルプランの料金の「月額」と「初期費用」を合算して、10年間での累計での支払い額を算出してみました。各社とも最低契約期間は5年(以降は、1年単位で自動更新)としていますので、5年目までの支払い総額を比べてみると、全日警は「42万3,500円」に対して、ALSOKは「48万7,160円」、セコムは「68万1,780円」と最も高い結果となりました。

出典:ALSOK、セコム、全日警の各サービスプランより(2022年12月時点)

いずれにしても、高い買い物ですよね。モデルプランに入っているサービスの違いも幾分かありそうですので、詳しくは資料請求をして、納得いくまでじっくり比べてみてくださいね!

上記は「買い取り」プランでの比較になります。一方で、各社における「買い取り」と「レンタル」プランの比較もそれぞれ行っていますので気になる方はこちらの記事もチェックしてみてくださいね!

記事はこちら → 

比較②【戸建住宅】【レンタル】ALSOK、セコム、全日警の値段の違いは?

戸建て住宅(3LDK)に住んでいる方を対象に、機器をレンタルするプランを選択した場合は、ALSOKでは「HOME ALSOK ホームセキュリティ Basic」、セコムでは「セコム・ホームセキュリティ NEO」、そして全日警では「いつでもプラン」がそれぞれ該当します。

比較①と違うポイントは、買い取りかレンタルかですね。レンタルの場合の方が月額料金は高くなります。一方で、機器を買い取らなくてよいので、初期費用は安くなります。

【戸建て】
【レンタル】
プラン月額初期費用5年合計
ALSOKHOME ALSOK
ホームセキュリティ Basic
7,557円工事費
58,300円
51万1,720円
セコムセコム・
ホームセキュリティ NEO
6,900円工事費
63,800円
47万7,800円
全日警いつでもプラン6,061円工事料金
66,000円
42万9,660円
出典:ALSOK、セコム、全日警の各サービスプランより(2022年12月時点)記載はすべて税込み ※保証金はいずれ返済されるため初期費用には含まずに試算

各社で公表されているモデルプランの料金の「月額」と「初期費用」を合算して、10年間での累計での支払い額を算出してみました。各社とも最低契約期間は5年(以降は、1年単位で自動更新)としていますので、5年目までの支払い総額を比べてみると、全日警は「42万9,660円」に対して、セコムは「47万7,800円」、ALSOKは「51万1,720円」と最も高い結果となりました。

出典:ALSOK、セコム、全日警の各サービスプランより(2022年12月時点)※保証金はいずれ返済されるため初期費用には含まずに試算

比較①の「買い取りプラン」では一番高いサービスは「セコム」でしたが、比較②では一番高いサービスは「ALSOK」になりましたね。このことからみても、「買い取り」と「レンタル」では各社の中でも価格設定が違うようです。詳しくは資料請求をして、納得いくまでじっくり比べてみてくださいね!

比較③【集合住宅】【買い取り】ALSOK、セコム、全日警の値段の違いは?

集合住宅(マンションやアパート)に住んでいる方を対象に、機器買い取りプランを選択した場合は、ALSOKでは「HOME ALSOK マンション・アパートプラン」、セコムでは「セコム・ホームセキュリティ スマートNEO」、そして全日警では「いつでもプラン」がそれぞれ該当します。

【集合住宅】
【買い取り】
プラン月額初期費用5年合計
ALSOKHOME ALSOK
マンション・アパートプラン
3,300円工事費
38,500円
機器代金
153,780円
39万280円
セコムセコム・
ホームセキュリティ
スマート NEO
3,300円工事+機器代金
167,750円
36万5,750円
全日警いつでもプラン3,080円工事料金
66,000円
機器代金
172,700円
42万3,500円
出典:ALSOK、セコム、全日警の各サービスプランより(2022年12月時点)記載はすべて税込み

各社で公表されているモデルプランの料金の「月額」と「初期費用」を合算して、10年間での累計での支払い額を算出してみました。各社とも最低契約期間は5年(以降は、1年単位で自動更新)としていますので、5年目までの支払い総額を比べてみると、全日警は「42万3,500円」と最も高く、ALSOKは「39万280円」、セコムは「36万5,750円」と比較的安く収まっています

出典:ALSOK、セコム、全日警の各サービスプランより(2022年12月時点)記載はすべて税込み

比較③では、なんと全日警が一番高い結果となりました。これは、ALSOKやセコムが戸建ての場合の価格設定を高めにしている一方で、マンションは価格を低めに設定していることがうかがえますね。こういった各社の特徴を理解したうえで、契約する企業を決めてみてくださいね。

比較④【集合住宅】【レンタル】ALSOK、セコム、全日警の値段の違いは?

集合住宅(マンションやアパート)に住んでいる方を対象に、機器レンタルプランを選択した場合は、ALSOKでは「HOME ALSOK マンション・アパートプラン」、セコムでは「セコム・ホームセキュリティ スマートNEO」、そして全日警では「いつでもプラン」がそれぞれ該当します。

【集合住宅】
【レンタル】
プラン月額初期費用5年合計
ALSOKHOME ALSOK
マンション・アパートプラン
5,962円工事費
38,500円
39万2,220円
セコムセコム・
ホームセキュリティ
スマート NEO
4,730円工事費
43,000円
33万1,100円
全日警いつでもプラン6,061円工事料金
66,000円
42万9,660円
出典:ALSOK、セコム、全日警の各サービスプランより(2022年12月時点)記載はすべて税込み ※保証金はいずれ返済されるため初期費用には含まずに試算

各社で公表されているモデルプランの料金の「月額」と「初期費用」を合算して、10年間での累計での支払い額を算出してみました。各社とも最低契約期間は5年(以降は、1年単位で自動更新)としていますので、5年目までの支払い総額を比べてみると、全日警は「42万9,660円」と最も高く、ALSOKは「39万2,220円」、セコムは「33万1,100円」と比較的安く収まっています

出典:ALSOK、セコム、全日警の各サービスプランより(2022年12月時点)※保証金はいずれ返済されるため初期費用には含まずに試算

比較④は、比較③と同様に全日警が一番高い結果となりました。もし、マンションにお住いの方が全日警を考えている場合は、ALSOKやセコムもしっかり視野にいれて考えた方がよいと思います。資料請求を2~3社して、サービス面も含めて各社の特徴を理解したうえで契約する企業を決めてみてくださいね。

まとめ

全日警は、戸建てに住んでいる方にとってはALSOKやセコムよりも低価格になる傾向にあります(買い取りとレンタルともに)。そのため、戸建ての方には全日警はお勧めです!ぜひ、資料請求をしてより詳しい情報を確認してみてください。

・一方で、集合住宅(マンションやアパート)に住んでいる方は、全日警だけではなくALSOKやセコムをしっかり検討対象にいれましょう

さて、全日警のサービス内容から、ALSOKやセコムとの比較を中心に見てきました。いかがだったでしょうか。

特に値段で、大手のセコムやALSOKよりも安いプランがあるのは驚きでしたよね。

ただし、ここで記載したのはあくまでモデルプランになります。ご自身のご自宅にあわせて見積もりを取ってもらう必要がありますので、気になる会社があれば、数社の資料請求をして、より詳細を比較してみてくださいね。

この記事を書いたひと

現在、夫67歳、妻65歳。定年退職を機に、夫婦で兵庫県の淡路島に移住。セカンドライフに関わるお金、仕事、資格、防犯・ホームセキュリティ、親の介護、資産運用などを実践しながらブログに投稿しています。自分自身で調べたことや聞いたこと、やってみたことを中心に発信します。趣味は、ゴルフ、夫婦で料理、不動産投資、資格の勉強、土いじりです。

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