退職金でホームセキュリティの導入を。高齢者におすすめの商品を紹介!

定年前後の生活
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生活や働き方ががらっと変わる「定年退職(65歳前後)」を機に、自宅のリフォームをしたり、防犯対策・ホームセキュリティの導入を検討する方は多いようです。

そこで、この記事では

  • 狙われやすい家の特徴や手口
  • 高齢者に人気の防犯対策・ホームセキュリティ

にぎゅっと絞って、解説・紹介していきたいと思います!

防犯対策やホームセキュリティが必要な家とは

警察庁が毎年発表している統計の最新版「令和2年の犯罪」によると、住宅を対象とした侵入窃盗は、全国で21,030件/年間ほどあります。

全国におよそ5300万戸ほど住宅がありますので、発生確率は約0.03%。単純に試算すると、1万戸に3件くらいの確率で空き巣被害にあっていることになります。

この数を多いとみるか少ないとみるかは人によると思いますが、決して、安心できるような数値ではないと感じます。では、どのような住まいが狙われやすい傾向にあるのでしょうか?

同じ統計の中では、侵入窃盗の犯罪場所で一番多いのが一戸建て16,316件、次が中高層住宅(マンション)1,900件、その他住宅4,083件という順番になっています。

全体の約7割は戸建てへの侵入で、いかにマンションよりも狙われやすい結果になっているかがわかります。

住宅への侵入経路は「窓」が53%!次いで「表出入口」が19%

同じデータによりますと、一戸建て住宅への侵入経路として最も多い場所が「窓」になります。夏に暑くて「窓を開けっぱなしで出かけてしまった」「ペットを飼っているので、あの窓だけは空いている」なんてことを思い当たる方もいるのではないでしょうか?

また、2位にランクインしている表出入り口」になります。まさか泥棒が堂々と正面からやってくるなんて、と思いますが、防犯やセキュリティ対策が弱い住宅を見定めて、夜中の暗い時間帯に表の玄関から侵入するケースも多そうです。

防犯グッズやホームセキュリティサービスで対策をするなら、優先順位は「窓」と「玄関」だと覚えておいてくださいね。

一戸建て住宅窓合計窓(居室)窓(縁側)窓(その他)表出入口非常口その他出入口その他不明
侵入数8,7264,3342,0162,3763,161192,7943111,305
比率53%27%12%15%19%0%17%2%8%
出典:警察庁「令和2年の犯罪」侵入窃盗発生場所別 侵入口・侵入手段別認知件数より

ちなみに、豆知識ですが、住宅への侵入による窃盗は、専門的には「空き巣」「忍び込み」「居空き」の3種類があります。

  • 「空き巣」とは、住んでいるひとがいない間(留守や旅行の間)に侵入し、大切なものを盗む行為を指します。
  • 「忍び込み」とは、深夜に住人が寝た間に侵入し、大切なものを盗む行為です。
  • 「居空き」とは、お昼間ですが、住人が昼寝や食事、テレビを見ている間に侵入し、大切なものを盗む行為を指します。

この中で特に怖いのは、家にいるうちに侵入される「忍び込み」や「居空き」ではないでしょうか。

窃盗犯と鉢合わせになる可能性もあり、物を盗まれるだけでなく、暴力や暴行などの危害に発展するケースも少なくないとか。そのためには、自宅の防犯機能を高め、侵入窃盗を事前に諦めさせることが重要ではないかなと思います(わたしは怖がりなので特に)。

退職金を元手としたリフォーム時に、自宅の防犯やホームセキュリティを強化するひとが増えている!

一般社団法人投資信託協会がインターネット上で公開している「60歳代以上の投資信託等に関するアンケート調査報告書(2021年3月)」のアンケートの中では、定年退職金の使い道として、「約2割の方がリフォームを検討する」と答えています。

衰えつつある身体機能を補うために、転ばないようにバリアフリーにしたり階段に取っ手をつけたり、ドアを重たいものから引き戸に変えたり。定年後の生活にあわせたリフォームを検討する中では、防犯やホームセキュリティを同時に強化しようという方は多いようです。

また、大手警備会社のALSOKは、リフォーム時にホームセキュリティを導入するケースが増加していると発表しています。20年から21年にかけて、実際に需要が1割程度増加したようです。

自宅に導入を検討したい。お勧めの「防犯グッズ・ホームセキュリティサービス」最新10選

ほげほげ

コロナによって急激に増えたのはサイバー犯罪。「パソコン周りのセキュリティグッズ」最新10選

コロナにより在宅率はあがった一方で、侵入窃盗の件数は実は減っているんですよね。

一方で、右肩あがりで増えているのはサイバー犯罪。最近は、高齢者の方でも、スマホやパソコンで買い物したり、仕事をしたりするひとも多いと思います。

定年後に、せっかく再就職先が決まったのに、窓や玄関からの侵入窃盗により「机の上のパソコンが盗まれる」と「サイバー犯罪によりパソコン内のデータを盗まれる」といった心配があるのは悲しいこと。

そこで、ここでは、特にパソコンに関する防犯グッズやサービスを重点的に紹介していきたいと思います。

この記事を書いたひと

現在、夫67歳、妻65歳。定年退職を機に、夫婦で兵庫県の淡路島に移住。セカンドライフに関わるお金、仕事、資格、防犯・ホームセキュリティ、親の介護、資産運用などを実践しながらブログに投稿しています。自分自身で調べたことや聞いたこと、やってみたことを中心に発信します。趣味は、ゴルフ、夫婦で料理、不動産投資、資格の勉強、土いじりです。

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