退職金の使い道【自宅のリフォーム】は常に人気上位にランクイン!人気の間取りやリフォーム関連の税金・補助金など一挙解説します! 

定年前後の生活
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定年前後のリフォームを進める前に、知っておくべきこととは?

この記事を読んでいる方は、「定年間近で、リフォームに興味がある」ということなので、大半の方が家をお持ちなのでしょう。「住み慣れた家」「思い出も沢山」「近所にお友達も多い」など、自然と「退職金でリフォームをして、あと数十年は住もう」という気持ちになるかたも多いと思います。

でも、少し立ち止まって考えてみてください。定年後の住まいは、「いまの家をリフォームする方法」だけではなく、「家を売却して、新しい住み家を手に入れる方法」もあります。持ち家がいくらで売却できるかは、不動産会社に確認してもらう必要がありますが、日本のいたるところで土地や中古物件の価格が上昇傾向にあります。もし、高値で売却することができたら、「駅に近くて、スーパーも近く老後でも住みやすいマンション」「バリアフリーでオール電化。利便性とセキュリティを兼ね備えた分譲住宅」などが、手に入る可能性もあります。ご興味ある方は、国土交通省が毎年発表している「公示地価」や「変動率及び平均価格の時系列推移表」などを見てみてください。

また、「自分ではなかなか調べにくい」という方は、お勧めの不動産会社をご紹介しますので、お問い合わせをして聞いてみてください。正式な売買契約をする必要は必ずしもありません。相場や近隣の取引実績を加味して「想定売却額」を見積もり・試算してくれますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

定年退職を機に検討したいリフォームアイディア:10選

さて、ここからは、「自宅の売却検討をしてみたけれど、やっぱり、思い出のある自宅を手放すことはできない。心機一転、リフォームをしたい!」と決心が固まった方々に向けて、退職金を使ったリフォームのポイントや人気のアイディアを紹介していきます。「こういうリフォームはまさに理想的だ」「言われてみればそうかも。ぜひ取り入れたい!」など、リフォーム会社に連絡をする前に、ご自身や夫婦で理想を固めるための材料にしてみてくださいね。

バリアフリー

UnsplashOutsite Coが撮影した写真

「年をとると、少しの段差でもつまずき、転んでしまう」。このように感じる方も、意外と多いのではないでしょうか?玄関やドア、浴室への入り口、勝手口など、なるべく家の中でよく通る場所をフラットにするリフォームは定番です。もし万が一足腰が弱くなり、車いすでの生活になってしまっても、バリアフリーの住宅であれば生活しやすいことでしょう。当然、戸建てをリフォームするだけではなく、バリアフリーがウリのマンションも多いです。それくらい「段差がない」のは価値がありますよね。そうそう、お掃除を楽にするルンバなどのスマート家電も、バリアフリーの住宅の方が使いやすいのも事実です。安全と利便性を一手に得られるバリアフリーのリフォームは、退職金を使ってぜひ行いたい人気のプランですね。

子供部屋を無くして、趣味の部屋へ

「成人した息子や娘が出て行ってしまい、ほぼ物置きと化している」「でも、思い出のつまった部屋をつぶしてしまうことには抵抗がある」こういった葛藤がある方も多いでしょう。すべてをつぶさずとも、いちぶの壁を取り払ったり、子供たちの思い出を上手に飾ったりする棚を設けたり、色んな事例があります。子供たちが孫を連れて帰ってきたときに、生活しやすいようにプチリフォームをしておくのも手かもしれません。スペースは有限なのでできるだけ無駄なく、住みやすい間取りを追求していきましょう。

リビングとダイニングをつなげる

UnsplashBailey Alexanderが撮影した写真

少し前の間取りでは、リビングとダイニングが壁で仕切られていることが主流でした。これは部屋の気密性を保ち、冷暖房を効きやすくするためだと言われています。ただ、最近はエアコンや断熱材の改良も進み、比較的広い空間でも昔よりかは時間と費用をかけずに温めたり、冷やしたりすることができます。空間をつなげることで、ゆとりも生まれ、光も差し込みやすくなるのも事実です。思い切って、LDKをつなげて、大きな空間でゆったり暮らしてみませんか?

手すりをつける(お風呂や玄関、階段)

UnsplashRoberto Carlos Román Donが撮影した写真

リフォームと聞くと、壁を壊したり間取りを変えたり、大掛かりな工事のイメージも多いかもしれませんが、部分的なプチリフォームをする方も実は多くいます。定年後の代表格は、この手すりをつけるリフォーム。「転びそうになったときでも、手すりがあったので助かった」なんて経験がある人もいらっしゃるのでは?お風呂や階段など、転ぶと危ない場所を中心にプチリフォームを考えてみてもいいかもですね。そこまで費用はかからないはずです。

趣味の部屋をつくる

登山やキャンプ、釣りなどアウトドア派の方は「玄関や納戸に、物置と水回りが欲しい」といったリクエストを。読書や映画鑑賞、または音楽を始めてみたいなどインドア派の方は「防音室」「プロジェクター」「アトリエ」など専門性をとことん探求できる隠れ場所を。夢が広がりますね。でも独りよがりではだめですよ。夫婦で話し合ったうえで決めてくださいね。

夫婦で肩を並べて料理ができるカウンターキッチン

UnsplashBailey Alexanderが撮影した写真

「料理をいつかするぞ」と心に決めていたあなた。形から入るのも悪くはないですよ。大きなカウンターキッチンで、家庭菜園でとれた野菜やご自身で釣ってきた魚を夫婦で料理しながら食事ができたら最高だと思いませんか?仕事と子育てに追われていた時間から、ゆったり会話を愉しむときへ。夫婦で話し合い、お気に入りのカウンターを見つけてくださいね。きっと、リビングの主役になりますよ。

知っておけば得をする?税金や助成金など、優遇な制度とは?

「リフォームにまさか支援制度があるなんて!」と驚くひとは多いはず。でも、じつはかなり豊富で、複雑な制度になっています。例えば、減税制度の中でいうと、皆さんがよく聞く「住宅ローン減税」に加えて、「耐震リフォーム減税」「省エネリフォーム減税」「バリアフリーリフォーム減税」「同居対応リフォーム減税」「長期優良住宅化リフォーム減税」など、関係する減税措置は多くあります

また、補助制度の中には、工事契約前や着工前に申請手続きをしなければいけないものがあります。さらに、改修工事を行う個人ではなくリフォーム事業者が申請手続きを行うものなどもあります。補助制度を利用する場合には、リフォームの計画段階から情報を収集し、事業者や専門家に相談しながら進めましょう。

住宅リフォームの支援制度は主に、①減税制度、②補助制度、③融資制度に分類されます。上記であげた制度は減税制度にあたるもの。一方で、②の補助制度の中には、「長期優良住宅化リフォーム推進事業」「住宅エコリフォーム推進事業」などがあります。いずれも要件をみたせば、数十万円~数百万円の補助がもらえるケースもあり、ぜひ事前に知っておきたい制度だと言えますね。

これら支援制度は、毎年更新・変更・廃止されますので、最新情報は国土交通省のウェブサイトまたは一般社団法人住宅リフォーム推進協議会のサイトをチェックしてみてください。

参考:一般社団法人住宅リフォーム推進協議会サイトより

この記事を書いたひと

現在、夫67歳、妻65歳。定年退職を機に、夫婦で兵庫県の淡路島に移住。セカンドライフに関わるお金、仕事、資格、防犯・ホームセキュリティ、親の介護、資産運用などを実践しながらブログに投稿しています。自分自身で調べたことや聞いたこと、やってみたことを中心に発信します。趣味は、ゴルフ、夫婦で料理、不動産投資、資格の勉強、土いじりです。

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